鑑賞日:2003.09.12/公開日:2003.09.20
「サハラに舞う羽根(Four Feathers)」特別試写会参加!
(演)ヒース・レジャー、ケイト・ハドソン、ウェス・ベントリー、ジャイモン・ハンスゥ
皆さん、こんにちはー。
今日ご紹介するのは、今注目株のヒース・レジャーやケイト・ハドソン主演で話題の「サハラに舞う羽根」です。
邦題では「サハラに舞う羽根」ですが、原題を直訳すると「四枚の羽根」。映画に詳しい方は、
ここでピンとくるのかもしれませんが、本作は過去に何度も映画化されたA.E.W.メイスン原作の「四枚の羽根」
のリメイクです(ナント映画化は6度目だそーな)。
では、ここで簡単にストーリーをご紹介しましょう。
19世紀末のイギリス。当時世界の1/4を支配下におき、圧倒的な権力を誇っていた。
ところが、スーダンの地で回教徒による反乱が勃発。英国軍は反乱軍の鎮圧のため、複数の師団がスーダンへ送られることになった。
その中には、将軍の家系に生まれ、周囲から立派な軍人になることを期待される青年ハリー(ヒース・レジャー)がいた。
しかし、血気はやる仲間とは裏腹に、ハリーの心は重く沈んでいた。
婚約者のエスネ(ケイト・ハドソン)との生活を犠牲にしてまでも、戦地へ赴く必要があるのか……と。
思案の末に、軍に除隊届を出すハリー。しかし、時代の流れはハリーの決断を認めようとはしなかった。
“臆病者の印”である白い羽根を友人が、そして、婚約者のエスネまでもが送ってよこしたのだ(←送られた羽根が全部で4枚だったので『四枚の羽根』)。
ハリーをかばったのは、親友のジャック(ウェス・ベントリー)ただ一人だった。臆病者であるという汚名をそそぐために、
ハリーは単身でジャックや友人達が派遣されたスーダンへと旅立つ。
大筋のストーリーとしては、“友情と純愛”のようなテーマで、まぁ一般受けするのかもしれません。
実際に何度も映画化されているわけですし。
ただ、個人的には、主軸のストーリーに戦争というファクターが絡んでくるので、どうも素直に見られませんでした。
原作を読んでいないので、原作ではどう描かれているのか分かりませんが、
本作ではイギリスの政策を非難しているわけでもなく、ハリーも汚名返上のためだけに結局戦地へ赴いてしまうなど、
戦争を肯定したいのか否定したいのかよく分からない描き方だったし。
しかも、ハリーは単身で戦地に赴いたのですが、“不自然な出会い”でめぐり合ったとある人物に相当助けられるのです。
この人物なしには、汚名返上はできなかっただろうというほど。というわけで、汚名返上という部分でもウソくささというか、
ツメが甘いというか、そんなバカなぁ〜!という感じが否めないのです。
すっごいピンチでも、まるで“守護天使”のように登場し、不可能を可能にしてしまうんです。
しかも、絶対的な味方なんで、主人公との信頼関係を築く上での心の葛藤とかがない!
ただ、水戸黄門のように、その「お約束が楽しみで見る」ってタイプの人には違和感ないのかも。(^-^;
また、アフリカ民族を野蛮人のように見立てている部分が多く、
しかもスーダン側を反乱軍としているなど(まぁ英国側から描いてるので仕方ない??)、
アフリカの方が観たら「オマエ達が侵略者なんだろ!」と怒るんじゃないかなぁと思います。
というわけで、いくら友情とかロマンス部分を盛り上げたいからと言って、
軽々しく戦場を舞台にするのはどうなんだろう???と、なんかもやもやしたものが残りました。
逆に、ロマンスを盛り上げるためなら、戦場だろうとどこだろうと舞台にして〜という人や、主演俳優のファンにはオススメ。
また、過去に『四枚の羽根』をDVDで観た人や原作を読んだ人も、比較してみると良いかもしれません。
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