小笠原の休日

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ケータ列島クルーズ その3
  

丘から夕陽を臨む人々
 
日没間際、あたりの雲もが焔のような形できらめきだした。間もなく日没だ。

手前からヒロミちゃん、イワナさん、オオちゃん、シーラカンス君。


焼ける雲を見ながら丘を下る

日が没した後。真っ暗にならないうちに丘を下りなければならない。 焼ける空をみながら丘を下る。

何を物悲しくか山羊が鳴く。


日没後、丘を下る
 
立ち枯れた木がより存在感を際立たせ、グラデーションの空をバックに浮かび上がる。


船の上での夕食

再び船にもどり、夕食だ。次第に星々が浮かび上がる空を見ながらビールで乾杯。

もと漁師の作る魚の味噌汁もメチャクチャうまかった。小笠原名産パッションフルーツリキュールでカクテルを作ってもらった。心地よく酔いがまわる。

天の川も見え始めた頃、穏やかに揺れる船の下にも無数の夜光虫が輝きだした。


万天に無数の星
 
長時間露光のできるカメラを持っていかなかったので撮影できなかったが凄い星空だった。

天の川ははっきり見えるし、双眼鏡を覗けば明るい星と星の間に無数の細かい星がさらに見える。星が見えすぎて星座が解らなくなってしまうほどの空だった。

いったん眠ってから足の親指をネズミ?にかじられ真夜中に目が醒めた。すぐに眠ってしまうのは勿体なくて、飽きるまで眺めた。


朝日 グリーンフラッシュを目撃!

目覚し時計が鳴り、寝不足で朝を迎えた。設定時刻は日の出30分前だ。急いで丘を上る。

海の上には雲がかかっているが、水平線上には雲がないようにみえた。「ひょっとしたら見えるかもしれない」誰かがつぶやいた。

ほんの0.3秒くらいだったと思う。研ぎ澄ました包丁のような水平線が一箇所だけが緑色に刃こぼれしたかと思うと、たちまち真っ赤な朝日へと変わった。

シャッターチャンスを探してファインダを覗いていたオオちゃんと一番中星空を眺めまだ浜で寝ているシーラカンス君は見逃してしまった。


船に乗りこみ聟島を時計回りにまわる。珊瑚のきれいなところ、魚影の濃い浅瀬、イルカを追いかけて、再びマグロ穴を潜るなどでシュノーケリングを楽しみながら岐路に着いた。帰りはシケオンナさま本領発揮?で多少時化た。水平線上の層積雲の下でスコールが落ち、その雲の上には虹がかかる。船が前後に揺れまくりながらも父島の二見港に到着。


Special Thanks ...
お世話になったお船は「きりまる2」の南スタンリーさんの漁船です。今回は参加人数6名ということで漁船での航海でしたが、もう数名の人数が集まればピンク俊足「きりまる2」が出動するらしいです。
船長のスタンリーとノリコさんお世話になりました。そして一緒に参加した皆さん、いい旅をありがとう。

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