●つなぐNPO第1回研究会終了しました。2004.04.03up
2004年3月28日、つなぐNPO第1回研究会を開催しました。会場の都合もあって、少人数(20名)での開催となりましたが、報告する側だけが発言するのではなく、出席者同士が発言しあえる、「聴いて語る」研究会となりました。研究会後の懇親会にも、たくさんの方にご参加いただき、交流を深めることができました。
研究会では、エヴァリュエーション・ツアーについての報告と、山梨県で展開中の数種類のツアーについての報告を中心に話を進めましたが、資金、人材、企業・行政とのからみなど、つなぐNPOに限らず、NPO活動全般にかかわる疑問や展望についての意見交換も活発に行われました。つなぐNPOにとっては、2003年度最後の事業となったこの研究会、新しい年度の活動にさまざまな示唆を受ける機会ともなりました。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
なお、この研究会でエヴァリュエーション・ツアーの報告に使用した資料の一部を、こちらでご覧いただけます。
●「第3回ミュージアムの通信簿/エヴァリュエーション・ツアー結果報告書(対象館:水戸芸術館)」をアップしました。2004.03.26up
2003年10月4日に水戸芸術館で行った「第3回ミュージアムの通信簿/エヴァリュエーション・ツアー」の結果報告書を、アップいたしました。こちらからどうそ。
(この報告書をご覧になるのには、無償配布されているAdobe Acrobat Readerが必要です。)
また、このときのツアーの様子をご覧になりたい方は、こちらから。
●つなぐNPO第1回研究会を開催します。2004.03.19up
つなぐNPOでは、2004年3月28日(日)に第1回研究会を開催します。
今回の研究会では、本年度開催した、5本のエヴァリュエーション・ツアーについての報告、山梨県で展開中の山梨県立博物館(仮称)との連携事業についての報告などを予定しています。
日時/2004年3月28日(日)13:00〜17:00 (12:45 受付開始)
会場/東京都豊島区池袋にある勤労福祉会館 5階第8会議室
交通/池袋駅西口より徒歩約10分(弱)
★JR池袋駅西口を出て、「劇場通り」で左折。
そのまま300メートルほど直進して左側(池袋署のとなり)。
地図/http://www.city.toshima.tokyo.jp/map/map/c_3.html
会費/つなぐNPO会員は無料。会員外は資料代として300円
親睦会/16:00頃から1時間ほど、会員の親睦のため、名刺交換や談話の時間を設けます。
解散時間/17:00
**なりゆきで、自由参加の追加親睦会を近隣の飲食店で設けるかもしれません。
その場合の飲食費は、各自負担をお願いします。
申し込み/yukari@mtj.biglobe.ne.jp (中山)
●「第2回ミュージアムの通信簿/エヴァリュエーション・ツアー結果報告書(対象館:国立西洋美術館)」をアップしました。2004.03.03up
ツアー開催から半年以上たってしまいましたが、2003年8月17日に、国立西洋美術館で行った「第2回ミュージアムの通信簿/エヴァリュエーション・ツアー」の結果報告書を、ようやくアップいたしました。こちらからどうぞ。
(この報告書をご覧になるのには、無償配布されているAdobe Acrobat Readerが必要です。)
また、このときのツアーの様子をご覧になりたい方は、こちらから。
●ほんほん堂のウェブマガジン「ミュージアム日和」更新しました。2004.02.17up
ほんほん堂へはこちらからどうぞ。
●TAM(トヨタアートマネジメント講座)山口セッションで報告2004.02.11up
2004年2月8日、YCAM(山口情報芸術センター)に於いて、「評価システムを評価する―21世紀型の公共文化施設を目指して―」と題して行われた、トヨタ・アートマネジメント講座Vol.52山口セッションで、つなぐNPOの山本育夫理事長が、エヴァリュエーション・ツアーの報告を行いました。
つなぐNPOが、通信簿と呼ぶチェックポイント帳をつくり、ツアーを行うようになった経緯や、これまで行ったツアーのこと、メーリングリストでYCAM専用の通信簿を作成したこと、1月18日に行ったYCAMでのツアーの様子や、その集計結果などについて、報告をしました。その後、昼食タイムも含めて3時間半、参加者の皆さんには、通信簿を持ってのミニ・エヴァリュエーション・ツアーを体験して頂くこともできました。
おかげさまで、会場からは好意的な反応をいただき、「次はウチで」というオファーもいくつか頂戴しました。どうやら今後のエヴァリュエーション・ツアーは、西へ東へ、日本各地で展開していくことになりそうです。
次は、あなたのまちでエヴァ・ツアー!?かも。
●みなさんといっしょに−山梨県立博物館(仮称)「県民参画事業」2004.02.09up
現在つなぐNPOでは、山梨県の博物館建設室との協働で、県立博物館「県民参画事業」を進めています。
山梨県下4ケ所の情緒あふれる古民家や資料館などで、博物館の話や地域の魅力について、学芸員や住民がいっしょにわいわいと語り合う「わいわいミュージアム」をはじめ、収蔵品ゆかりの地を巡るツアーなど、2003年11月から2004年2月まで、3つのプロジェクトのもと、計11回のイベントを展開中。詳しくはこちらへ。(山梨県立博物館(仮称)サイトにリンクしています。)
●公共施設の通信簿 YCAM版(第5回エヴァリュエーション・ツアー)結果報告書
2004.02.06up
2004年1月18日に行った第5回目のエヴァリュエーション・ツアーの結果報告書が出来ました。2004年2月7日・8日に山口情報芸術センターで開催される「トヨタ・アートマネージメント講座・山口セッション」で報告される予定。この報告書はこちらからダウンロードできます。この報告書をご覧になるのには、無償配布されているAdobe Acrobat Readerが必要です。
●第5回エヴァリュエーション・ツアー / 山口情報芸術センター(YCAM) 2004.01.24up
2004年1月18日、つなぐNPO「観客の学校」は、山口情報芸術センター(YCAM/ワイカム)と共催で、第5回目のエヴァリュエーション・ツアーを開催しました。
YCAMは昨年秋、山口県山口市にオープンしたばかりの市の施設で、 演劇、音楽、ダンス、映画などを上演できるスタジオと市立図書館からなる複合施設です。これまで関東圏のミュージアムばかりをかなり「勝手にツアー」させてもらっていた「観客の学校」にとって、今回のプロジェクトは、施設の所在地といいタイプといい、また施設側との連携具合といい、
全てが初めてづくし。いささか緊張していましたが、おかげさまで当日は、同行の小さなお子さんも含めて70人以上の方にご参加いただき、大盛況のうちにツアーを終了することができました。
今回のツアーのセールスポイントのひとつは、YCAM専用の通信簿をつくったこと。メーリングリストを通じての通信簿づくりの「ワークショップ」を公募で呼びかけ、10数名の参加者が1カ月弱で交わした200通に及ぶメールを元に、YCAM版の通信簿をつくりあげました。
この通信簿づくりの経過と当日のツアーの模様は、2004年2月7日・8日にYCAMで開催される「トヨタ・アートマネージメント講座・山口セッション」で報告される予定です。
ツアーの様子をご覧になりたい方は、こちらへどうぞ。
●山口情報芸術センター(YCAM)エヴァリュエーション・ツアー 2004.01.04up
つなぐNPOでは、このたび、山口情報芸術センター(YCAM)との共催で、「山口情報芸術センター(YCAM)エヴァリュエーション・ツアー」を開催することになりました。
私たちは、これまで4回にわたり、「通信簿」を手にした参加者が、「観客の視点」で館内をチェックする「ミュージアムの通信簿/エヴァリュエーション・ツアー」を開催してきましたが、ミュージアムに限定せず、複合文化施設を対象としたツアーを行うのは、今回が初めての試みとなります。(これまでのツアーの様子は、こちらでご覧いただけます。)今回のツアーでは、「ミュージアムの通信簿」ならぬ「公共文化施設の通信簿」を手に、チェックをすることになります。
ご存知のように、山口情報芸術センター(YCAM)は、展示や劇場の機能を持った複数のスタジオや、図書館、創作・学習室やラボなどを持つ、オープンしたばかりの複合文化施設です。一昨年夏には、建設「見直し」を掲げる新市長により工事が3ヶ月中断したいわくつき(?)の施設でもあります。今回のツアーに関しては、山口にお住まいの方々にもご参加願ったメーリングリストで、準備を進めています。はたしてどんな「通信簿」が出来上がるのか?!
なお当日は、センター・スタッフによるギャラリーツアーがあるほか、センター内のふたつのスタジオで、野村誠「しょうぎ作曲」コンサートと、ゴダールの映画「ウィークエンド」上映が予定されています。
ツアー後、結果は報告書としてまとめ、山口情報芸術センター(YCAM)にお渡しします。新しくできた公共施設を、詳細にチェックできるとともに、観客の声を施設側に届ける、またとないチャンスです。どうぞ皆さま、ふるってご参加ください。
このツアーの模様は、2月8日(日)に開催するトヨタ・アートマネジメント講座Vol.52 山口セッション「評価システムを評価する―21世紀型の公共文化施設を目指して―」で報告の予定です。
終了しました。
●第4回ミュージアムの通信簿/エヴァリュエーション・ツアー 12月6日(土) 2003.11.21up
「ミュージアムの通信簿」を手にした観客が、厳しく且つあたたかくミュージアムをチェックしようという、エヴァリュエーション・ツアーも、第4回めを迎えます。今回の訪問先は、江東区にある東京都現代美術館。現代美術館ならではの充実した常設展と、この館らしい現代美術入門編的な企画展「ミュージアムスクール<地球の上で>」展を中心にチェックを予定しています。
12月6日は、常設展でのボランティア・ギャラリートークが午後2時から、「地球の上で」展でのゲスト・ギャラリートーク「リチャード・ロングとハミッシュ・フルトン」(杉村浩哉氏・栃木県立美術館学芸員)が午後3時から予定されており、時間的には両方に参加も可能。「ギャラリートークのはしご」体験が狙えます。
また、もうひとつ企画展「ガウディ かたちの探求」展も開催中。少々ハードなスケジュールとなるかもしれませんが、意欲と興味のある方はこちらも併せてチェック願えれば、と思います。
皆さまのご参加お待ちしております。
「ミュージアムの通信簿」を手に、あなたも観客の達人に!
第4回ミュージアムの通信簿/エヴァリュエーション・ツアーの詳細はこちら。
●第1回ミュージアムの通信簿/エヴァリュエーション・ツアー報告書 2003.11.14up
大変遅くなりましたが、2003年7月12日に、つなぐNPO「観客の学校」主催で行った、第1回エヴァリュエーション・ツアー(於・東京国立近代美術館)結果報告書(PDF版)をアップしました。
この報告書を、東京国立近代美術館へお送りしたところ、早速普及のご担当者からお返事を頂戴いたしました。それには、ギャラリーガイドについてのコメントを、ボランティアさんたちに報告し、今後の参考にしたいということや、博物館関係の研究誌に掲載予定の小論文に、観客からの評価・感想として一部引用したいということなどが書かれていました。この活動の結果が、実際にミュージアム側で役立てていただけることを知り、スタッフ一同、大変うれしく思っています。
今後も試行錯誤を繰り返しながら、観客の視点を生かした「観客の学校」ならではの通信簿をつくっていきたい、と決意を新たにしています。
第1回ミュージアムの通信簿/エヴァリュエーション・ツアー報告書へはこちらからどうぞ。
なお、この報告書をご覧になるのには、無償配布されているAdobe Acrobat Readerが必要です。
Adobe Acrobat Readerは、こちらからダウンロードできます。
●カフェトーク川俣正VS山本育夫 2003.11.5up
10月31日、東京芸術大学構内の大浦食堂にて「カフェトーク」が開かれました。これは美術家の川俣正さんのプロジェクトで、毎回美術に関わる多様なゲストを招いて(テーマはあらかじめ決めず)カジュアルにトークをするという企画です。記念すべき30回目のゲストは山本理事長。お二人はともに東京芸術大学を卒業されていますが、顔合わせは今回が初めてとのことでした。カフェトークスタッフによる「食のワークショップ」(ケータリング)でお腹を満たしつつ、いざトーク開始。
はじめはやや緊張した感じのお二人でしたが、今後のミュージアムヴィジョンに関する話題の頃から次第に議論は熱を帯びてきます。その後NPOの位置づけに関する話、お互いの「観客像」に関する話、ひいては(お二方とも大学で教鞭を執られていることもあり)大学教育に関する議論など、熱いトーク・バトルが繰り広げられました。
参加者も議論に巻き込みつつ、ミュージアムの「情報公開」の議論にまで発展したところで規定の時間を大幅にオーバーし、トークはひとまず終了。多くの人がまだまだ話したりない雰囲気でしたが、好対照なお二人の議論はどちらも
様々な示唆に富んだものでした。なおカフェトーク自体は今後も継続して行われるそうです。
●第3回ミュージアムの通信簿/エヴァリュエーションツアー(水戸芸術館) 2003.10.21up
観客の学校では、2003年10月4日、茨城県の水戸芸術館で、第3回「ミュージアムの通信簿/エヴァリュエーション・ツアー」を開催しました。
総勢24名が、手にした「ミュージアムの通信簿」に様々なコメントを書き込みながら、館内を歩きました。写真は、こもれび展のギャラリートークを体験しているところです。
ツアーの様子などをこちらでご覧いただけます。
●ママといくはじめての美術館 2003.10.19up
10月3日、5日に、水戸と佐倉で開催された、託児つきレクチャー「ママといくはじめての美術館 −美術館でふたつのソウゾウリョク(創造力・想像力)を育む方法」のレポートを、観客の学校水戸校と、佐倉校のページにアップしました。
水戸レポートはこちらから
(レクチャー後、さっそくママと「こもれび展」を楽しむこどもたちの様子も写真で紹介しています)
佐倉レポートはこちらから
(参加者の感想文集もお読みいただけます。)
⇒2003.07〜09のつなぐニュース