*序章 綱島でアメリカ
11月20日(金)は秋田家で前夜祭。あんまり夜騒ぐと、明日の運転に響くんじゃないの、といういもの心配をよそに、9時過ぎに大三さんが到着。10時頃まで会社に残っていた私の携帯に「早く帰ってこい!豚カツ屋で待ってるぞ!」という伸吾の呼び出し電話が鳴る鳴る。11時過ぎに豚カツ屋に到着したところ、大三さんの「アメリカ体験記」で場は大いにもりあがっていました。そのあと「次行くぞ次!寿司だ寿司!」という伸吾の一声で寿司屋を目指すも、すでに閉店したあとでむなしく家に帰ってきました。
*第1章 新宿駅で待ち合わせ
出発の予定は,新宿8時30分。車で来ない人の便宜を考えたのですが、大三さんは「秋田号(サーフ)」、たけちゃんは「たけちゃん号(ゴルフカブリオレ)」、そして足を負傷後のちゃこさんは「タクシー」で、待ち合わせ場所に向かいました。そして、ちはを乗せた「おぎおぎ号(FORESTER)」は渋滞に巻き込まれ、新宿にはよらず東北道で待ち合わせるという連絡が入ったのです。「なあんだみんな車で来るのなら、ちゃこさんを拾って東北道のインターチェンジで待ち合わせればよかったじゃん」ということに気がつきました。
*第2章 東北道インターすっとばし事件
新宿で「たけちゃん号」にたけちゃん&ちゃこさん&いも、「秋田号」に伸吾&ちは&大三さんというように分乗しました。そして東北道に乗り「おぎおぎ号」と最初のインターチェンジではじめて全員でおちあいました。そしてまたすぐに出発! ところが次の待ち合わせのインターチェンジ着きましたが、「秋田号」がいません。なんと、話に夢中になっていてインターチェンジをすっとばしてしまったのです。伸吾と大三さんは「愛について語り合っていたので気がつかなかった」と主張しています。さらにちはは「前日徹夜仕事だったので、寝ていて気がつかなかった」と主張しています。
*第3章 お昼ご飯は釣り堀で
那須インターを降りたあと、いちばん驚いたのは、終わっていたとみんなが思っていた紅葉が、ちょうど最盛期だったこと。高原全体が、赤、黄、橙、茶色の清冽なモザイク模様に染まっていたのです。木々は葉を少し落とし始めていて、寂しげな姿が美しさを際だたせていたように感じました。お昼ご飯は自分で釣った魚をその場で炭火で焼いてもらって食べられるお店へ。しかし高原の空気はとても冷たく、誰も「釣りしよう!」と言い出さずに釣り堀のなかにある食堂へ直行! けんちんうどん、いわな、ニジマスを食しました。
*第4章 宿泊地に到着!
宿泊地は、ロワジール那須高原ハイジというリゾートマンションの一室。女性あこがれのオープンキッチン、暖炉型ストーブ、22畳のリビング、サウナ、2ベッドルーム、最上階の部屋など、バブルでした。一方、15インチ位の小さなテレビが愛嬌。
*第5章 にんじん、にんじん!
夕飯は、伸吾特製スパゲッティミートソースというメニュー。銀行に行く大三さんといも、睡眠不足を補い続けるちは以外は、総力を結集してミートソースやポテトサラダ作りにいそしみました。たけちゃんは、一人で5本ものにんじんをすり下ろしてくれました。だんだんミートソースが煮詰まって来た頃、シェフ・シンゴが「醤油はないか?」と言いました。1階のお店に醤油はなく決め手を書いてしまったミートソースの出来上がり! はるちゃんのポテトサラダもとっても美味でした! さて、銀行へ向かった大三&いも。着いたのが5時10分。あと10分早ければ・・・間にあったのに・・・
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*第6章 温泉へ!
お酒のおつまみを山のように持っていったのですが、あんまり減らずに(ミートソーススパの量が多かったせいか)無茶飲みをする年じゃなくなったな・・みんなしみじみと飲み続け、年をとったなあと実感しました。温泉大浴場に行くには、マンションの寒い寒い外廊下を通っていかなければなりません。あと2日早く行けば、獅子座流星群が見られたであろう夜空を眺めつつ、露天風呂を堪能。
*第7章 魔性の女
たけちゃんのもってきてくれたプレステのソフト「TIME CRISIS」(銃型のコントローラーで、敵をばんばん打ちまくるゲーム)に一番はまったのが、チャコさんでした。みんなが寝たあとも一人で撃ちまくり!! ちゃこさんの魔性を垣間みたひとときでした。ふだん穏やかなおぎおぎも、かなりおもしろがっていたよね? いもの「画面を直接撃ついわばもぐらたたき式」の戦い方も独創性か、才能か?と皆を唸らせました(自分で書くなって??)
*第8章 朝御飯は肉ミソうどん?
前夜大量にあまった大量のミートソーススパを、また朝御飯の席で見た一同。「これはミートソースじゃない。これはスパゲティじゃない。これは肉ミソうどんだー!!」と暗示をかけながら食したのでした。
*第9章 枯れ葉のカーペットが!
チェックアウト後、茶臼岳へ登ってお茶屋さんでアイスクリームならぬお汁粉をいただき、ほんわか気分に。途中、いもが「ゆきだるま」を作って車のボンネットに乗せまくり、冬の足音を実感。そしてゴルフにはまっているたけちゃんの提案で、ゴルフのショートコースへ。ちゃこ・大三・たけ、おぎおぎ・ちは・伸吾・いものチームで13ホールを回りました。林の中の魔の12番ホール、パー3で15ヤード。すぐそこにグリーンがあるというのに、ちはの打ったボールは右の林の中へ。ボールを探しに行ったちはから、「なにこれー」という素っ頓狂な声が。一瞬本人も回りも何が起こったのか全くわからなかったのです・・・。枯れ葉がつもっていたところは下がぬかるみになっていて、ちはの足がずぼっとめりこんだまま、ちはは硬直状態だったのです。靴の中に冷たい水が入って、しかも小雨が降り始めた状況のなかでちははプレイを敢行!
*第10章 塩原へ立ち寄り温泉へ
ゴルフを楽しんだあとは、那須を去ろうとインターチェンジに向かいました。ところが大渋滞で、信号が5回変わっても1ミリも前にすすめなかったのです。そこで渋滞を回避するために、塩原温泉郷の立ち寄り湯によってどこかで夕飯を食べてからゆっくり帰ろうということになりました。温泉をみつけて暖まったあと、ガイドブックにある「銚子屋食堂」へ行くはずだったのですが、いもの運転する「秋田号」のみ、銚子屋食堂を通り過ぎました。いもは「きこりそば」に行くはずだったと勘違いしていたのです。いもは全然変わらないねー、老けないよーとほめられたり笑われたり。
*終章 サービスエリアゴルフ揺すられ事件(未遂)
ちはのくれた、鼻水止め薬をもらって飲んだたけちゃん。帰りの高速で眠くなり、インターチェンジでも仮眠。だいぶ待ったけれどもなかなか起きてこないので、みんなでたけちゃんの寝ているゴルフを揺すって(バイオハザードみたいに)起こそうと向かったところ、たけちゃんはちょうど起き出して来たところでした。残念!
とても穏やかな楽しい旅行になりました。みんなどうもありがとう! あの紅葉は一生忘れません。温泉のおかげで、まだ顔の肌がつやつやしている気がします。また旅行を企画しますので、みんなで行きましょうねえ!
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