サイコロに見る量子力学(98/04/11)

ryousi

不確定性原理って知ってますか?。
素粒子の”位置”と”運動量”は同時には決められないという理論です。
さて、ゲームの世界でサイコロを”粒子”に見立てて考察を行うと・・・


ウォーゲームにサイコロは必須アイテムでございます。
”戦闘における不確定さ”を表すため、大抵の場合ウォーゲームにはサイコロが付属してます。2つの軍隊がぶつかり合った時に、どんな戦闘結果が発生したかサイコロを用いて決定します。
大抵のゲームパッケージだと『サイコロ1個をもれなくプレゼント〜』で、ちょっとオシャレなゲームだと『今なら何と2個ついてお買い得!』だったりします。

しかし世の中にはサイコロの1個や2個じゃ満足できないゲームが有って、3つや4つ、果ては幾つ有っても足りねぇ(!)ゲームも存在してます。でもって最近は『桜吹雪の様に舞い散るサイコロ』ゲームが多い様です。

Columbia Games社の”積み木シリーズ”等だとモロ『サイコロ=大砲の弾』の役割を果たします。設置された大砲からは弾丸ではなくサイコロが発射されるのだ!。でもってこの弾、”6”だったら破裂、”1”だったら不発〜てな判定をします。
例えば弾(サイコロ)10発を発射して、全部”6”の目が出たとすると全弾命中!相手にはダメージ10与えるってな具合。(注1)

Game Journalという雑誌(同人誌)の付録ゲーム「DAK the Desert」というゲームをやってたんですが、これが『サイコロ飛んでけ』ゲームで、トブルク攻略戦ともなると1回の戦闘で両軍合わせて実にサイコロを40回以上も振ったりします(笑)。
こんなの解決するのに、準備したサイコロが1個や2個では到底足りません(^^;。サイを振ってる途中で「あれ?、今何発射撃した?」と、途中で訳が判らなくなるんです。そう、なんせ私は記憶力悪い(^^;。何発命中したかも忘れちゃう(^^;;。こうなると何より大射撃戦の気分が出ませんわ。
なのでゲームショップに弾丸補充(すなわちサイコロの大量買い出し)に行きました(笑)。

話は脱線しますが、昨今のテーブルトークRPGブームの影響で、ショップでは様々なサイコロが売ってるんですね〜(^^)。透明のやらラメ入りやら、果ては100面体ダイスとか動物の絵入りダイス(用途不明(^^;)なんてのが有って。
しかしやはりそういうサイコロは値が張ります。たかがサイコロ1個が200〜300円!なんてのは大量買い出し出来る訳が無く(^^;、私は1個30円のフツーのサイコロで妥協しました(笑)。

で、大量サイコロを用いてDAK the Desertをプレイ。火力10射撃の時はサイコロを一気に10個振る!、ドッカ〜ン!!、おぉ!これなら射撃回数を忘れる事は無いし、サイコロが10個飛び散る様はまさしく弾丸の雨だぁ!!!。

でもって第21機甲師団壊滅!!!、って、いやこれはゲーム盤上に飛び散った10個のサイコロが盤上の師団コマを弾き飛ばし(!)、サイコロが正真正銘”実弾”の役割を果たしてしまったんです(笑)。盤上には壊滅した師団のコマが累々と横たわり・・・(^^;。
盤上を整理し直し、念のため今度は少し離れた所でサイコロを振る。ドッカ〜ン!。サイコロが10個も有れば、そのうち1、2個は予測不能な転がり方をし盤上へ。で再び第21機甲師団壊滅!!!ってオイッこら待てぇ〜!!(^^;;。危険だ!、サイコロ10個は非常に危険だ!。


☆サイコロに見る量子力学

つまらねぇオチでした。スマン(^^;。



(注1)ダイスパワーシステムを説明しているこの文は、ウォーゲーマーが見れば極めて不正確な表現になってます(^^;。まぁ、これは非ゲーマーに雰囲気だけ説明するものなので、勘弁して下さい(笑)。 本文に戻る


私の好きなサイコロなゲーム達




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