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NEW ZEALAND ツーリングガイド
KeplerTrack Treking:フィヨルドを上から眺める日帰り登山


PanoramaViewPhoto
TeAnau湖とManapouri湖のパノラマビュー

 

 
Pic01
a. ボートで対岸に着いたところ
朝は冷え込んでいたので少し厚着


Pic02
b. よく整備されている登山ルート
さすがアウトドア観光立国のNZだ。日本のような無機質なコンクリートや鉄のテスリなどはなくて、人間の手の加えたものは自然の中に溶け込んでいた。
要所要所の危険個所には木製の手すり付きのモクドウになっている。


Pic03
c. TimberLine(樹林限界)に出た
熱帯雨林の森を一時間程度歩き樹林限界まで出る


 
Pic04
d. フィヨルドを崖っぷちから眺める
TeAnau湖を上から眺めた


TeAnau湖畔の予約センターで渡し舟を予約した。ケプラー・トラックの入り口は繁華街のちょうど対岸にあり、かなりの時間節約ができるからだ。

朝9時くらいに、予約センター近くの小さな桟橋から釣り用の小型クルーザーに乗りこみ対岸のBrodBayへ渡る。テ・アナウ湖をわたる朝の風は冷たくて上着のジッパーを上まで閉めた。

登山口のある浜に到着後(写真 a)、さあ登山開始だ。最初に感心したのは、登山道がすごくよく整備されているということだった。入り口から道の両側(もしくは片側)に割と深い側溝がきれいに掘られていてる。もちろんコンクリートで固めるなどということはしていない。地盤の緩い個所は木で橋をわたしてある。ハイカーの気に障らない(むしろワクワクする)ような配慮がなされているのが感じられた(写真 b)。さすがは観光立国だ。

熱帯雨林らしく、苔むした岩岩とともに林床には丈のあるシダ類が繁茂している。ブナをはじめとした木々の幹にも苔がむしているが、それらは背が高くてほっそりしているものがほとんどだ。

2時間半ほど登ったろうかという頃、早くも樹林限界(写真 c)に出た。TeAnau湖はそれほど海抜はないはずなのだが標高差1100m程度の場所で樹林限界となる。
そこからは草と岩むき出しの大地だ。冒頭の写真のパノラマビューを楽しみつつ、ピークのMt.ラクスモーの周りを回りこむようにして進む。とにかく風が強くて冷たい。

  Pic05
  Like a bird 風を受けて羽ばたく
下界から吹き上げてくる冷たい風。汗ばみながら登ってきた身体がたちまち冷える。

 
 
Mt.ラクスモーの肩のLuxmore Hutという山小屋で昼食。きれいな山小屋だった。用意してきたパンとサーディンを食べた。小屋の中は暖かくて、たちまち手がむくんでシモヤケのような感じになった。

食後 Mt.ラクスモーの頂上へ登ろうと近づいたが風が強くて岩場が危険そうだったのでテッペンはあきらめて折り返すことにした。


出発地点のBrodBayまではあっという間に下ってこれたが、そこから湖畔を進む道は、気温が上がってきたこともあって、かなり長く感じた。Control Gatesという水門を経由して、すこし傾いてきた陽を浴びながらキャンプ場まで歩いた。

     

滞在日   イベント 宿泊
2/23 Te Anau → bike [126km] → Milford Sound 圧巻のV字谷を走る Camp
2/24 Milford Sound 観光船でクルーズ Camp
2/25 Milford Sound Sea Kayaking Camp
2/26 Milford Sound → bus → Te Anau 雨のためバスで戻る Camp


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