年末・新春企画「貴方のお薦めの一枚」 (99/12) 　「読書の秋」に続く本誌企画「貴方のお薦めの一枚」を募集したい。 　　既に太田康広氏より「海外居住者向け、最近の日本のお薦めＣＤ」を 　　掲示板に募集戴いたが、これを発展・継承し、 　　　�@洋の東西、今昔を問わず「貴方のお薦めの一枚」 　　　�A最近、注目する音楽家 　　について、如何なく掲示板に御記帳戴きたい。 　なお、永年の懸案事項となっている平田泰隆氏新曲についても、明年初 　　の椙山泰生氏の御帰国を機に「平田泰隆 with Ｓ.Ｋ.Ｄ.」再始動の 　　機運が高まっており、�B平田氏新曲のジャンル・曲想等　についても、皆様の御意見を拝聴したい。 　それでは、こちらから御記帳下さい。 1900年代のトリを飾る (99/11) 　かねてからその行方が注目されていた岩崎伸氏(TO89)と栗岡智子氏 　　(AG89)が12月26日、御成婚することが15日までに分かった。 　　両氏は岩崎氏の帰国後から２年弱に渡り交際していた。 　　同日披露宴を行うが、二次会等はとくに予定されていない。 　　また新居は千葉県市川市に据える。 　関連記事 　先般13日のAIESEC東大委ＯＢ会においても、本誌を接見された学生氏からいわゆる「回帰現象」 　　(97/2記事ご参照)の多さを驚嘆を以て指摘されたが、著名な両人の御成婚はまさに1900年代のトリ 　　を飾る、究極のミレニアム・プロジェクトとして景気回復にも大いに寄与しよう。 安倍の泰国漫遊記 (99/11) 　粥川夫妻は11/3-8、泰王国を訪問した。粥川家の外遊は98/6の 　　ウィーン新婚旅行以来。また粥川の亜細亜行は90年の比国以来 　　２度目となる。 　王宮(写真下)、ワット・ポー(同左)等定番観光コースのほか、 　　古都アユタヤからはチャオプラヤ川下り。また泰伝統舞踏観劇や 　　お買物と激安物価に円の強さを再認識するとともに、建設途上の 　　超高層ビルとバラックや闇市の如きマーケットが同居する町並み 　　に、浮沈激しき泰国経済の一端を垣間見る思いを得るとともに、 　　恰も十数年前の新宿南口が街中に広がったかの様な、幻想に捕ら 　　われた。鳴呼、これはかつての日本の姿か（感嘆符）。 ４日には幸運にもパレードの 　ためチットラダー宮を出立する 　プミポン国王陛下の御車に拝謁。 　国王を深く敬愛するお国柄にわが 　国もかくありたしとの思いを新た 　にした。 徒歩多き観光に疲労すると、 　いざマッサージへ。果たして日本 ア ユ タ ヤ に て 　と物価が最も異なるのはこれでは。皆病み付きとなるのもかく 　ありなん。 またバンコク在住の松原直美氏(JO87)と会食（右写真は松原氏＝左　 　と、粥川美和）。巧みに泰語を操る同氏は、駐在員の妻ライフを 　満喫する一方で、現地中高生に日本語を教授する等、多彩な活躍 　振りが明らかになった。 　バンコクには本年３月迄、芝村茂樹氏(KG88)が滞在していたほか、 　現在、小沼健氏(JO88)がパタヤに在住している。 何はともあれ素晴らしい旅でした。合掌。 読書の冬へ (99/11) 　記事「読書の秋へ」にて募集したお薦めの○冊を、最早冬目前の現在だが一挙掲載したい。 　　なお、太田康広氏主催のAIESECOB-MLにおいて募集したものも含めてある。 　　お薦めに則って読まれた方は、ぜひ掲示板にご感想を。 推薦者 書名 著者 一言コメント 松尾智晶 経営学 小倉昌男 男らしい経営の本。表紙の「金色クロネコマーク」が目印。 罪なくして罰せず 中坊公平 久しぶりにまともな京都人。私はかの氏の主張は好きです。 剣客商売 池波正太郎 疲れた時には銘酒「花伊吹」とともに。つくづく日本って いいなあと、rightな気分にひたれます。 鬼平犯科帳 西川武志 部族虐殺 曽根綾子 曽根綾子はすごい ローマ人の物語 塩野七生 筆者に長生きし最後迄書き上げてほしいと祈っております。 高谷綾子 開発は誰のために −援助の社会学・人類学 私や稲岡えみえみが参加している勉強会で昨年出版。 開発援助に関心のある人にはお薦めです。 バルーン･タウンの殺人 松尾由美 軽い推理小説。妊娠後期あたりに読むと結構笑えます。 小西圭介 顧客生涯価値の ﾃﾞｰﾀﾍﾞｰｽﾏｰｹﾃｨﾝｸﾞ 小西圭介･訳 白木真紀さん(TO90)に編集を手伝ってもらい、彼女の 結婚退社を３ヶ月も遅らせてしまった力作です。 宇田川靖子 恋するコンピュータ 黒川伊保子 ｢こういう年齢の重ね方をしたいなあ｣と非常に啓発される。 平島俊彦 カムバック 高橋三千綱 スポーツが嫌いでない人には自信をもって 薦められる数少ない一冊です。 学力崩壊 　 日本の教育に問題を感じている方には面白いと思います。 浦和のぞみ ｳｲｰﾝ→ｶﾄﾏﾝｽﾞ大陸横断ﾊﾞｽ 高校時代の友人が書いた本なのです。なんとバスを使って ﾕｰﾗｼｱ大陸横断を何度か試み、その状況を記した本です。 大島一樹 奇想、天を動かす 島田荘司 最近の日本のミステリ界は盛況なので、基本的に売れてる ものは面白いと思いますが。推理小説以外では、こんな ところでしょうか。 魍魎のはこ 京極夏彦 毒猿　新宿鮫２ 大沢在昌 猿丸幻視行 井沢元彦 渡辺綾 いつでも会える 立ち読みしたんですが、思わずポロっときてしまいました。 林大三 空気の研究 山本七平 日本の何となくの合意形成に対して考えている。 逆説の日本史 井沢元彦 非常に面白い仮説による日本史の解釈。目からウロコ。 日本とﾄﾞｲﾂ:異なる悲劇 西尾幹二 現代のドイツ礼賛型の人にはこれを読んで欲しい。 東大落城 他 佐々敦行 現実的な考え方が良い。おもわず郷治氏を思い浮かべる。 高森厚太郎 元役員が見た長銀破綻 これまでの長銀本とは雲泥の差といえる。 太田康広 LinuxがWindowsを越える日 伝説のハッカー列伝という感じ。 超整理法３ 野口悠紀夫 捨て方編で非常に有用。但し２つめの時間編は駄作。 僕はこんな本を 読んできた 立花隆 ホワイトカラー一般にお勧め。真似はできなさそうですが。 林理江 天使論序説 稲垣良典 日本のトマス・アキナス研究の大家が筆のすさびに著した、 軽いタッチの読み物です。 　 粥川善洋 近聞遠見 岩見隆夫 毎日新聞連載の政治コラム。著者はきさくな方です。 考えるヒット 近田春夫 歌謡曲のコラムではピカイチ。 監督ｳｫｯﾁﾝｸﾞ35年 南萬満 プロ野球の評論では数少ない「読める」本です。 ゴジラとヤマトと 僕らの民主主義 佐藤健志 戦後民主主義を打破しませう。 平成11年度　プロ野球大予想　結果発表 (99/10) 最高得点者：夢眠氏 　第２回(11年度)プロ野球大予想は、「夢眠」こと戸田洋文氏(TO89)が最高得点を獲得。 　　同氏はセの優勝・６位を適中。個人タイトルでも確実に得点を稼ぎ見事栄冠に輝いた。 　　ここに永くその栄誉を讃えたい。 　御参考：平成11年度予想結果 　　　　　　「鼎談　今シーズンを振り返る」 　なお、平成12年度プロ野球大予想は近く開始される。皆様の多数の参加をお待ちしたい。