白神山地林道ツーリング1999/8/30-31


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まえふり

白神山地は世界遺産にも登録され是非訪れてみたい場所だった。しかし、秋田は遠い。社会人となってしまってからは、なかなかアタックしにくい場所になってしまっていた。転職を決意したとき、白神を走ることも決めた。
 
99年夏、秋田は異常な猛暑だった!

秋田に赴任中の友人の将介くんがお盆に帰省した際に、夏真っ盛りの新宿で待ち合わせした。開口一番に彼が言うには「東京は涼しいね」であった。なにもこの日の東京が涼しかったわけではなく、この夏もヒートアイランド&蒸し暑さ真っ盛りの新宿なのに!である。当然すぐに聞き返した「そんなに秋田は熱いの?」
 
それから2週間後の 8月30日、輪行袋を担ぎ乗りこんだ秋田新幹線で隣り合わせていた大曲に帰るオバちゃんも言っていた。
「衛生士の研修で東京に出てきてたんですけど、秋田より東京の方が涼しくてビックリしました。」
そんな訳で、暑さを警戒して秋田に向かったのだった。
 
23時12分、金曜の夜なのにすっかり静かになった秋田駅に降り立つと、仕事を終えてまだ作業着の将介くんが待っていてくれた。盆や正月には東京とかで何度も会っていたが、秋田で会うのは今回が初めてだった。なにしろ秋田は遠いところだと思っていたので、大学で同期だった他の友人の誰もが秋田を訪ねていなかったのだった。
彼の家で2泊させてもらってから白神に出発した。この間に大曲の花火大会を見てきたのだがそのときのことについては、|その他|のページに書きます。
 
 
いざ白神へ

仕事で朝が早い将助くんは、このところ毎朝4時半くらいには起きていたので好都合だった。輪行状態のチャリを彼のステーションワゴンに積み込み、24時間営業の吉野家で牛丼をカッ食らい秋田駅で下してもらった。

朝の始発電車に乗りこみ陸奥岩崎駅へ向かう。途中どうしても東能代駅での乗り継ぎがわるく、1時間近くの待ち時間となる。東能代はバスケットで有名な能代工業高校がある所で、ホームの上にバスケのゴールリングがある。最近大活躍の能代工業出身の田伏選手は実は、ホサカの通った横浜のとある中学校の後輩であったりする。
結局、 陸奥岩崎駅についたのは 9時24分で、自転車の組み立てと荷物の装着と食料の買い足しをして、10時30分の出走開始となった。


走行記録 1日目 Section 0 [笹内川沿いの道]


 

section 0 笹内川沿いの峠道へのアプローチロード

駅からしばらくは、のどかな田園風景の中を笹内川沿いに15kmくらい走る。田んぼの香りから濃い森林の香りへと変わり、山間の崖の下を行く道になる(写真)。木々はこれからのシーズンに備え夏の陽射のエネルギーをいっぱいに吸収して瑞々しい。

駅から15kmほど来たところで笹内川と別れ、未舗装の林道となった。

走行記録 1日目 Section 1 [一ツ森峠]

峠道へ突入

舗装路から一変して、いきなりきつい斜度のある、ガレ場の坂道になる。

気を付けないと前輪がグリップせず、ハンドルを取られそうになる。
リヤキャリアに荷物を集中させてしまっているので、できるだけハンドルに体重を分配させてペダリングする。

心臓がバクバクいって汗が吹き出てくるが、夏の暑さの峠は通り越しており、急速に秋に向かおうとしているのが感じられた。 警戒していた暑さだったが、曇り時々晴れ間のある絶好のコンディションだった。


写真1 白神岳展望書からの眺めで奥に見えるのが白神岳
 

写真2 ひとつ目の難関、
一ツ森峠(650m)を攻略

 写真3 峠の下り道。
 美しい森をひたすら下る
一ツ森峠の峠道の頂上

涼しくて良いコンディションといえど、やはりきつい峠道には変わりない。ヒーコラいいなが上り、視界が開けて舗装路にでてきた。山頂が近いようだ。白神岳展望台で「写真1」を撮影。

一ツ森峠のピークを示す標識が見えて来た。難関をまずは1つ攻略した。頂上には非難小屋があった。高床式の小さな小屋の中がどうなってるのか興味があったが、白骨化した死体とか出てきそうで怖かったのでドアを開けるのはやめといた。

さあ、ダウンヒルだ。あんまり下りが続くので、あんまり下ってもらっても次に上るのが大変そうだと思いながらも、 あまりの気持ち良さに、こらえられずに思わず吠えた。
「Woo - - - !!... 」
アタマの中が空っぽになる。
 
追良瀬川大橋

峠の下り道で、段差を乗り越えるたびに後ろから「シュー」っと異音が聞こえる。トラブルだ!
後ろタイヤと荷台がこすっている。大きい段差を気を付けてながら下る。


ノスタルジックな味わいのある小さな鉄橋が現れた。追良瀬川にかかる橋だ。無機質な鋼鉄の橋だが、いい具合にくたびれていてそこの風景となじんでいた。

ここからまた上りが始まる。次は天狗峠だ。

その前にトラブルを処理しておこう。
 

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