わか天は、今年前半に横浜市議木村一男氏氏と面会し、横浜市の 照明条例 を検討するようお願いした。色々な照明の問題を御説明した中で、 「エネルギーの無駄と障害光の問題」 は,照明の専門家でさえまだ気付いていない事自体が大きな問題であることを訴えた。
ここで貴重な意見をいただいたので是非記録しておきたい。それは、 「照明の改善は新しい文化の創造だ。」 と言う言葉だ。私たちのNPO活動も視点を変えて見れば、現代の大きな環境問題の中で先駆的な役割を果たしていることになると言う激励であった。これは心強い言葉であったし、まさに,人類学者マーガレット ミードがかって言ったように:
「思慮深くやる気のある人々からなる小さなグループが世界を変えられる事を常に信じることだ、、、実際に、そのようなグループだけが変革を実現している。」とも通じる。
照明文化は、常に変化しなければならない。なぜなら、光源の技術は常に進歩し新しいものに変わっているからだ。変わっていないのは、光源を本来は生かすべき灯具のデザインであろう。今でもガス灯時代のデザインを踏襲し、中にはロウソクやランプの時代までさかのぼったデザインを守っている。光源の変化は、ランプが発明された何百年も前のデザインを許すものではない。効率が高く、直視すれば視力障害さえ起こすような輝度の高い光源を適切に、安全に利用できる灯具が求められる。これは、照明器具業界の力を必要としている。
平成9年度上期も後少しで終わろうとしている。下期では、これら照明器具メーカのいっそうの協力をお願いしたいと思っている。
9月19日
私たちの大切な税金が無駄になり、時には障害にもなっていることを誰にも知ってもらう必要があります。是非、市町村等自治体そして照明器具メーカーに提言をお願いします。 9月17日
8ページ近くある長文の為日本語に訳するのは多少時間がかかりますが、わか天が行います。また、翻訳作業の協力者を求めます。
9月6日
9月6日
ローカルインフォメーションシートNo.20「 グローブ型照明の改善 」を追加しました。100Wグローブ型水銀灯を(株)岩崎電気の協力を得て、高圧ナトリウム灯に変える実験を横浜の若葉台団地で実施中です。結果を見て、同団地のこれからの照明改善につなげ、日本で最初に 地球環境にやさしい照明 を実現する予定です。
これまでだれも気づいていなかった照明の問題をもっともっと誰もが目を向ける、良い実験であると考えています。是非ご覧ください。
8月31日
米国オハイオ天文同好会の会長Bryan Greer氏が光害について情報を交換するメーリングリストを開設した。参加するには、listserver@fpi-protostar.comへ"subscribe drksky-list"と書いて電子メールを送る(引用符""は付けないこと)だけでよい。英語のメーリングリストだが、米国だけではなく、世界中で光害対策の活動に参加している人たちからの情報を手に入れることが出来る。
8月2日
環境庁がホームページを整備してからかなりの時間がたったので既にご存じの方も多いと思うが、是非ここに紹介したい。温暖化問題、光害、などなど豊富な内容を扱っている。またリンクも豊富で世界中の環境部門のWebを見ることが出来る。定期的に訪問されることをお薦めするページの一つだ。
7月31日
7月20日付けの「最近の出来事」で紹介した「星空にやさしい街10選」に選ばれた市町村のホームページと連絡先、その他の情報リンクを紹介したい。沢山のメールを送ろう。
「星空にやさしい街10選」において行われた取組の紹介
(NTT−WNN)
平成9年7月17日付け環境庁発表資料
市町村名 | 担当部署 | 電話番号 |
---|---|---|
陸別町 | 銀河の森振興室 | 01562-7-2141(内線132) |
仙台市 | 環境局 環境対策課 | 022-214-0580 |
浦和市 | 浦和市青少年宇宙科学館 | 048-881-1515 |
長野市 | 環境部 公害環境課 | 026-224-5034 |
松本市 | 生活環境部 環境公害課 | 0263-34-3000 |
熱海市 | 市民部 生活環境課 | 0557-81-0151(内線238) |
阪南市 | 市民部 生活環境課 | 0724-71-5678 |
美星町 | 美星天文台 | 0866-87-4222 |
福山市 | 環境計画課 | 0849-28-1071 |
佐世保市 | 環境部 環境保全課 | 0956-24-1111(内線3620) |
総裁に改善をお願いした理由の一つに若葉台団地内での子供達に対する「星空観察」をあげている。わか天の本来の照明改善の趣旨は、 「エネルギーの無駄と障害光」 の改善であったが、今回は団地がインターからわずか1キロメートルしか離れていない事もあって特別にお願いした。
総裁及び実際の検討と取り付け作業を実行していただいた、 東京第一管理局、緑区長津田管理事務所の方々に心より感謝します。ありがとうございました。
7月31日
熱海市(静岡県)、陸別町(北海道)、仙台市(宮城県)、浦和市(埼玉県)、 長野市(長野県)、松本市(長野県)、阪南市(大阪府)、美星町(岡山県)、 福山市(広島県)、佐世保市(長崎市)
選に入った熱海市の川口市雄市長の手紙では、「...大気生活環境保全等の
啓発に、より一層取り組んで行きたいと思っておりますので、今後とも本市環
境行政の推進につきまして、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。」と
結んである。
この言葉を実現するには、「熱海市の決意」はもちろんのこと、市民そして星
空を守る会を含む私たちが適切な「提言」を行う必要があると考えている。光
害の問題については、まだまだ理解されていない事が多く、適切な方向づけを
するのは、「星空を守る会」に託されているのではないだろうか。「星空を守
る会」のワークショップ「光害−エネルギーと眩しさの問題」をこれらの市の
協力で開催するような活動も必要と考えている。これは、是非熱海市に提案し
てみたい。
正式に、ライトダウンキャンペーンに参加した市町村、団体の他に熱心に活動 した人達がいることも忘れてはいけない。滑川市、東大和市、熱海市、東北大 学、全日本どっ天迷会他沢山のボランティア達の活動があった。
7月20日
日本照明情報サービス(JLIS)は、照明のプロが提供する照明に関わる幅広い情報を提供しているホームページだ。主催されているのは、横須賀在住の今城基氏(東芝ライテック)だ。 このホームページに今城氏が月刊誌「電設資材」4月号に寄稿された「これからの照明器具」という論文が紹介されている。
「光害−エネルギーと眩しさ」を問題とする人々に取って興味の深い内容を知ることが出来る。その一部引用させていただくと:
「光障害問題 暗い星空を取り戻すために屋外照明の配光を規制し、省エネルギーにつなげる運動が活発化しており、対応が求められている。彗星の接近時にネオンサインを消すなどの協力要請が環境庁からでている。」とある。
この内容から分かるとおり照明のプロが真剣に光害の問題を取り上げていることに非常に勇気づけられる。
尚、JLISは、先の5月で開設1周年になる。7月現在でアクセス回数が10,000件を超えている人気のあるホームページだ。人気の秘密は、その内容を一度ご覧になれば納得行くはずだ。その名の通り情報提供、サービスと言う意味では他に類を見ない豊富さだ。URLは、「日本照明情報サービス」、是非定期的に訪問されることをお薦めする。
7月17日
ローカルインフォメーションシートNo.17の内容に一部数値の間違いがあり,訂正しています。訂正個所は、屋外照明の年間の無駄なコストの計算部分です。
同様にNo.18については、誤字を訂正しています。
6月24日
わか天の資料に照明条令(案)を追加しました。ご利用下さい。
5月31日
米国 New England Light Pollution Advisory Group (NELPAG) のNewsletter 16から照明条例に関する記事を抜粋してた。公共天文台の職員が中心となって照明条令の立案、議決推進を積極的に行っている事が見て取れる。これ以外にもすでに50以上の照明に関する法律が成立しており、やはり「光害」と「照明改善」については、先進国である事が分かる。この大きな支えとなっているのがIDAである事は間違いない。
州議会に通されるまでのこれからの数ヶ月間、NELPAGはこの条例を指示する旨の手紙を議員に送るよう市民に呼びかけている。S&T誌がそのため、同州の購読者リストを提供するなどの協力もあった。
この条令は、個人の家庭には適用されない。
既に2年を経過した今、同州の2級幹線及び主要幹線(!)の照明はフルカットオフの照明で少しずつ置き換えが実現している。州が管理する通勤のためのほとんどのカープールでは、フルカットオフ照明が使われている。幾つかの新しい幹線の休憩所では、フルカットオフかバイザータイプの照明が使用されている。
新しい道路照明の時代の幕開けだと感ずると、Bob Crelin氏が報じている。
「私はこれを1998年の町内会で実現する為に運動を計画している。この投票で問題視しているのは私一人ではなかった。」とJohn Petrowicz氏(スターゲート天文台、マサチューセッツ州ローリー)が報じている。
詳細はNELPAGのホームページをご覧下さい。
ローカルインフォメーションシートNo.17 「グローブ型水銀灯は本当に適切な屋外照明であろうか?」を追加しました。本資料は、照明器具メーカ、電気工事会社、設計事務所等に配布し、照明改善の説明として利用出来ます。平成9年2月6日の神奈川新聞に同様の記事がありますので必要な方はわか天まで連絡をいただければお送りします。
5月18日
IDA によると米国ニューヨーク州の運転手マニュアルの中に「夜間の運転」と題して次の様な記述がある。
ニューヨーク州運転者マニュアル(1995年版)よりの引用:
「自分が運転している車内の照明や道路照明の光が道路上を見にくくしている。車内灯を消し、ダッシュボードの照明を落とすことだ。上から来る光のグレアを避けるためには、サンバイザーを調整しよう。」
車を運転する方、道路を歩いている方は、同じ様な経験をお持ちでは無いだろうか。このような照明の改善は、照明器具メーカー自身も気付かなければならない問題であろう。
5月13日
IDAのインフォメーションシートNo.111「光害の影響を受けない夜空の印象」を翻訳し追加しました。光害対策活動を通して照明改善に働きかける物にとっての拠り所、それは「美しい夜空」に他なりません。それは、だれにも共通する想いでもあります。このような空の印象を口で伝える事はむずかしいのですが、多くの人に知ってもらうためにも必要な情報が入っています。
著作権を明示していただければ配布・コピーは自由です。ご利用ください。
1997年5月6日
わかばだい天文同好会がヘールボップ彗星の観察会を開いた時、近くにあるJH横浜インターの照明が地平線から20度以上まで光芒を上げている事が確認された。その状況を写真撮影し、ローカルインフォメーションNO.15 − 横浜インターと空の明るさとして掲載した。同時にJHへ対策依頼をお願いしている。
大和市にお住まいの倉田恵利子さんの御好意により、ローカルインフォメーションNO.16 − 植物の異常も光害で起こるを作成した。紅葉障害の写真も倉田さんの協力により昨秋撮影した物を掲載している。光害の持つ、もう一つの問題を是非ご覧ください。
東大和天文同好会は、1月12日より、ヘールボップ彗星のライトダウンに精力的な活動を展開した。スキー場のナイター照明を消すなどの協力を得る他に一般市民の為の観察会を開催する素晴らしい活動を続けられてきた。その内容の詳しくはローカルインフォメーションNO.14として掲載しています。 活動の主な結果は次の通りです:
4月28日
4月1日午後7時、熱海市内の主な屋外照明が一斉に消灯された。残っているのは、街灯と窓から漏れる室内の照明で、商店の看板、広告塔等はほとんどが消灯された。熱海市主催の彗星観察会の近辺は、街灯までも消え、歩くのに多少不安な程であった。
横浜の神奈川区石黒明氏と函南町の月光天文台の職員が観察会の応援に望遠鏡と双眼鏡を持ち込んでいた。彼らは、参加者のために丁寧な対応をし彗星の見えないときは、火星、オリオン、昴などを紹介していた。
観察会の前に午後6時から、小中学校の子供達を対象にした星空教室が開かれ約1時間の間彗星に付いて説明があった。彗星の模型を(汚れた雪だるま)をドライアイスを使って作る実験も入り、約100名の子供達は、彗星の正体が何か良く分かったはずだ。
残念ながら、彗星の見える方角に雲が出て、実際に市民が観察出来たのは30分程であったが、ライトダウンの効果は充分に確認できた。特に公園内の街灯が消えたことにより、眩しさがなくなりずいぶん星空の観察がやりやすくなった。
テレビ中継はNHKと静岡放送、そしてケーブルTVの取材があり、観察会に参加した人は1500人との報道がある。
市内の鈴木菜摘さんを中心とする「アルビレオの会」と「グループing」は、この観察会を成功させるために熱海市、観光協会、商工会議所等々に働きかけ、ここまでの徹底したライトダウンを成功に導いたわけだ。こころから、大きな拍手をおくりたい。
4月16日
富山県で 「滑川ライトダウンを進める会」 を発足し、3月6日から活動を開始されたグループからの報告によると;協力を表明した店舗・企業37件、ポスターの協力が70件あり、協力団体としても「滑川市役所健康環境課」、「滑川商工会議所」、「JAアルプス農協」、「滑川信用金庫」があった。更に滑川市として市の施設、学校のグランドの照明のライトダウンが実現した。
「ライトダウンという考え方自体を知らなかったお店も多いはずなのに、それを知っていただけただけでも良かった。」とひかえめな報告があるが、大きな価値のある結果を生んでいるし、照明改善活動のよいお手本となった。 準備期間が短いにも関わらず大きな実績を上げられた裏には、たいへんなグループの努力があったに違いない。心より拍手喝采を送りたい。
協力いただいた方にお礼するために、HB彗星の写真を持って個別に訪問されるとも聞いている。人と人とのつながりが大切な活動を最後までちゃんと締めくくられる態度には、本当に頭が下がる。
1997年4月11日
環境庁が進めるヘールボップ彗星ライトダウンキャンペーンには、全国で63の市町村が参加する。その中に100万ドルの夜景を売り物にした観光都市、熱海市も参加し、「今世紀最大の“ヘール・ボップすい星”を熱海で見よう!」をテーマに観察会を計画している。
この観察会の最初の発起人は、市内の鈴木菜摘さんを中心とする「アルビレオの会」と「ぐるーぷing」という市民グループであった。市内の商工会議所、青年団体、観光協会、そして熱海市等に積極的に働きかけたものが実った訳である。市民と市内小中学生を対象として熱海市に住んでいる人たちにこの彗星を楽しんでもらうのが一番の目的であった。
この熱海市の観察会は、NHKの夜のニュース(3月17日)でも報道され、主催は、熱海市、後援は熱海市観光協会・熱海温泉旅館組合となっている。その本当の立役者として、市民達の本当に熱心な活動と説得があったことを忘れてはいけない。
観察会の成功を心から祈りたい。
1997年3月20日
わか天が提供する「光害−エネルギーと眩しさの問題」の ローカルインフォメーションシートNo. 10 (英文) を更新しました。 CIE TC 4.21 が提案している ゾーニング の問題を更に深く分析し、問題の本質の追究と、更に対策を提案しています。
日本語訳に付いては、多少時間が掛かりますが翻訳終わり次第掲載します。
1997年3月18日
滑川市が計画しているヘールボップ観察会を民間から援助する為に、滑川ライトダウンを進める会が発足した。市内の有志により組織され、商店・企業等に直接有志たちから電話等で協力を呼びかけられている。多くの協力の声が既に上がっており、観察会の成功が期待される。
滑川市は、積極的に環境庁のスターウオッチングにも参加されている市町村の一つだ。問い合わせに付いては、滑川市役所環境課まで。
1997年3月18日
わかばだい天文同好会のニックネームを わか天 として再出発します。呼びやすい名前ですから、今後とも可愛がって下さい。
1997 Feb 23
IDA のインフォメーションシートNo.113の翻訳を完了し、 わか天 のホームページに追加しました。内容は、小学校4−6年生向けの天文活動で「星を数えよう!」です。「夜空に幾つ星があるんだろう?」と疑問に思ったことのある方は、是非試してみて下さい。小学校の課外授業でも利用出来る活動です。
1997 Feb 23
ASWは、3月4日〜7日に東京ビッグサイトで開催される 第3回国際照明総合展 に参加することになった。ASWが照明の改善の為にすすめている「スマートライトプログラム」のパネル展示と資料配布を行う事になっている。
アマチュア天文家のグループがこの様な照明産業の国際的な展示会に出ることは多分初めての機会であろう。通産省省エネルギ−センター殿と照明器具工業会殿の協力があって初めて実現した事だ。大変感謝している。
ビッグサイトでお会いしましょう!!
February 16, 1997
Sky & Telescope誌3月号に「日本のアマチュア天文」が紹介されている。日本の天文活動の歴史をたどり、日本での活発な天文への興味を紹介したものだ。昨年10月に行われた胎内星祭りにも触れ、活動の原動力は日本人の自然を愛する心と、熱心な教育にあるとしている。しかしながら同時に開発が山肌を削り、暗い空を都市がじわじわと侵略している事も正確に捉えている。
寄稿者であるSteven L. Renshaw氏 (Astronomy in Japan) とSaori
Ihara氏は最後に、日本のアマチュア天文は存在出来るだろうかと問いかけもしている。
どこまでも続く開発とこの光害の渦の中で本当にアマチュアは、天文活動を続けて行くことが出来るだろうか?
February 15, 1997
環境庁が編集するヘールボップ彗星観察ガイド(リーフレット)ができあがった。一般の方が彗星を観察する手引きとして分かり易く、具体的なガイドとなっている。
光害の問題とその対策及びライトダウンキャンペーンに付いても記述があり、ライトダウンキャンペーンを企業、商店等に依頼する場合の資料としても利用出来る。
このリーフレットは直接環境庁へ問い合わせるか、又は次のWWWに掲載されているので、印刷して利用出来る。
NTT: http://www.wnn.or.jp/wnn-u/
また、ヘールボップ彗星の最新情報は:
国立天文台: http://www.nao.ac.jp/
佐治天文台: http://www.infosakyu.or.jp/sajinet
若干部数を入手しているので、連絡いただければASWからも送付可能です。
February 3, 1997
−署名協力依頼−
CIE(国際照明委員会)とIAU(国際天文学連合)は「空の明るさを少なくするガイドライン」を国際的に勧告しようと計画している。ガイドラインの骨子は、CIE が報告書TC4.21として作成し、現在CIEの中で承認を得た段階だ。このTC4.21の基本になるのが「ゾーニング」の考え方で、国際的に重要な天文台の活動を守ることを前提として、都市部では照明の規制を緩く、山間部では厳しい照明の規制を与えている。
このゾーニングの考え方は、1991年に提案されたもので、残念ながら1997年の今では既に時代にそぐわない危険性を持っている。なぜならエネルギーと環境の問題が大きく議論され、地球温暖化という大きな問題があるなかで現在に適用するといろいろの弊害を生む内容となっているからだ。詳しくは、ASWのローカルインフォメーションシートにその問題を纏めている。
日本天文協会が発行する「天文月報」に連載で「暗い夜空の意義とその回復の手順」としてこのゾーニングを詳しく説明する論文が掲載されている。残念ながら、TC4.21を指示する内容で照明が持つ「エネルギーの浪費」と「環境」そして「都市部及びその近郊の天文活動」に対しての検討がなされていない。
エネルギーの浪費と環境に付いては、当然多きな問題を持つことは明らかであると同時に都市部及びその近郊の天文活動を無視した内容は、アマチュア天文家の立場からも、支持出来る内容ではない。
ASW及び「星空を守る会」は日本天文協会、国立天文台、CIE、及びIAUに対してアマチュア天文家の立場と環境保護とエネルギーの立場から意見書を出し始めている。この意見書には、出来れば多くの賛同者の署名をいただきたいと考えており、ご協力をお願いする。ご賛同頂ける方は、わかばだい天文同好会の岡倉周一まで連絡をお願いします